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1962年3月にめっき専業で創業した当社は、60年以上にわたり、めっき業を継続し、徐々に業容を拡大させ、製品の付加価値を向上させるべく成形にも着手。その後、長年に渡りシートベルトを主力製品としてきました。
自動車のマークやエンブレム、車内のスイッチ周辺に用いられる加飾部品も受注が増え、さらに、二色成形、サテンめっきの技術もいち早く取り入れ、当社の主力事業へと成長しています。また、大府工場では、電子部品の接点部分に金めっき、銀めっきを施した精密部品なども一部取り扱っています。
自動車業界も大きく変化していますが、当社の製品は、時代の変化にも左右されない製品群を多く取り扱っています。ただ、時代の変化に流されるのではなく、乗っていくためにも、今の技術、ノウハウを生かし、新しい製品への挑戦もしています。これからも安定的に国内でのモノづくりが継続するために、自社技術のレベルアップや新しい製品への取組みも進めていきます。継続的、積極的な取り組みが当社の強みの一つです。
そして同時に、やる気を持って自ら進んで仕事をしてもらいたいと考えています。誰かに言われるまで待つのではなく、自ら考えて行動する。指示待ち人間ではなく、自発的に取り組む姿勢を持って欲しいです。幸いにも、当社で働く若い社員は、研修にも積極的に参加するなど、やる気を持って仕事に臨んでくれる方ばかりです。業務に関連する資格については、その取得費用を全額会社で負担。めっき技能士、成形技能士や薬品に関する資格などを取得できますし、QCサークル活動の実施、外部講師による勉強会、Webを活用した研修なども開催していますので、ぜひこうした学びの機会を活かしてもらいたいです。
入社前の知識は関係ありません。文系・理系も問いません。実際、文系出身でも機械を操作し、データを分析している社員はたくさんいます。専門知識は入社後に学んでもらえば大丈夫。学生時代はぜひしっかりと学生生活を楽しんでください。
新入社員の方々には、まずは基本的な技術の習得に励み、それをもとに、柔軟な思考で、新たな考え、方法を提案してもらうことを期待します。当社の社員は20代・30代の若い社員が多く、女性の割合も半数あまりを占めています。様々な社員の皆さんの、適性を見ながら、早い段階から責任のある仕事を任せていくのが当社の方針です。社歴が浅い社員でも、お客様の対応や現場での業務を幅広く手掛けられ、これが仕事のやりがいにも繋がっていると感じています。もちろん、コツコツとまじめに確実な作業を継続して、品質に大きく貢献している社員も多くいます。
当社の製品は、完成車の中でもとりわけ目立つ場所に使われる部品が多く、「自分が作った部品がクルマに付いて走っていると誇りに思えます」という社員の声を耳にします。ぜひ今後入社される方にも、当社ならではのモノづくりの喜びを体感してもらいたいです。学びの機会を自ら積極的に活用していけば、必ずやモノづくりの担い手として立派に成長できるとお約束します。ぜひいろいろなことを経験し、自信をつけ、当社で活躍してください。
