先輩社員の仕事紹介
INTERVIEW
私は主に機械操作のオペレーターや製品外観検査員をしています。機械操作のオペレーターでは、機械の立ち上げやちょっとした機械のトラブルの対応、さらには金具を人の手で金型に入れ、その金具の周りに樹脂を付けて成形し、製品を取り出す作業を行っています。
また、製品外観検査では、取り出された製品が、お客様の定める規格通りになっているかを外観を見て検査します。例えば、私が担当するフィルターの製品であれば、メッシュにゴミが詰まっていないか、樹脂にキズがあったり異物が混入していたりしないか、などを確認します。
入社した時には機械に全く触れたことがなかったのですが、2年目の春、上司の勧めで広島県での研修に参加して機械について学び、そこから機械操作のオペレーターになりました。最初は「大事な金型を壊したりしないか」と不安でしたが、今では身近なクルマの部品を作れることにやりがいを感じています。頑張りが認められてお客様から感謝状をいただけた時はうれしかったですね。
とにかく明るいに尽きると思います。常に笑顔の絶えない職場で、上司や先輩社員との距離も近いので、どんな人でもすぐに溶け込んでしまうのではないでしょうか。また、社内でも客先でも、自分がミスを犯してしまった場合には何一つ責められることはなく、フォローにまわってくれる部署です。さらに年齢層も若く、女性も多いので、馴染みやすいのも魅力的だと思います。同期同士の仲も良く、最近も伊勢神宮に旅行に行ったり、冬にはスノーボードに出かけたりもしています。
私たちが扱う金型は、少しでも間違った作業をするとすぐにキズが付いてしまいます。金型にキズが付けば製品が作れなくなってしまいますが、私のミスで壊してしまい、修理に出してもらったことがありました。「やってしまった・・・」と落ち込んでいた私に、先輩たちは「どうってことない」「しょうがない」と笑顔で声を掛けてくれ、「なんて優しんだろう」と心底思いましたね。
今よりも機械、樹脂、製品に対する知識をさらに身に付けることです。普段から注意深く作業をしていますが、それでもまれに大量の不良が出てしまうことがあります。そんなときにはまず何がおかしいのか判断しなければいけませんが、今のところは製造の方々に教えてもらうことが多いです。これを自分で判断できるようにしたいですね。そうすれば製造の方々の手を止めなくてもいいですし、自分で直せれば早く対応できますから。
そして、ゆくゆくは工程内の品質管理にも目を向けられるような人材になり、今後も会社とともに成長していきたいです。