先輩社員の仕事紹介
INTERVIEW
私の仕事は「工場事務」です。製品の出荷に関する納品書や返品書の作成、伝票処理、1日に生産した製品の数量の入力作業などを行っています。また、工場事務は、現場に行く機会がかなり多いです。注文書と納品書の数量が合わない時には、実際に現場に足を運んで自分の目で確認しますし、出荷の時間までに製品の完成が間に合わない時には、出荷準備の応援にまわったり、検査のお手伝いをすることもあります。
一般的な事務のイメージよりも、業務の幅はかなり広いですね。そのため、仕事が落ち着いている日と、忙しい日の差が結構激しいです。でも、私はそんな忙しい時の方がやりがいを感じます。自分の業務をうまくやりくりしながら、大量の作業をうまく終えられた時には達成感がありますね。仕事をしていて嬉しかったのは、私の対応を褒めていただけたこと。ある時、製造の方にラベルを貼るように頼まれたのですが、結構な分量のものをその日のうちに貼り終え、「すごく早いね」と驚かれました。
そもそも工場見学に来た際、みんながとても仲良く働いていて、私たちにも優しい態度で接してくれたのが入社の一番の決め手でした。
若い社員が多いのもあって、明るくて元気のある会社だと思います。私の場合、職場にも年代の近い人がたくさんいるので、何でも話がしやすく仕事も進めやすい。すごくいい環境だと思います。現場にも頻繁に顔を出しますが、製造や検査の方とも垣根を感じることはありません。
正直、入社したばかりの頃は不安でした。それでも半年もしないうちにこの環境に慣れることができたのは、やはり親しみやすい会社だからだと思います。実は工場での研修期間中、私のミスで製品をこぼしてしまったことがあったのですが、それでも先輩たちは「大丈夫だよ」と優しく声を掛けてくれて。みんなが気に掛けてくれますし、分からないことがあればこちらが理解できるまで丁寧に教えてくれます。いつも明るく話しかけてくれたり、笑わせてくれたり、本当に毎日が楽しいです。
5年後の目標は、今と変わらずこの会社、この場所で仕事をしていたいということ。その頃になれば、きっと後輩もたくさん入社してきていると思いますので、後輩のお手本となれるような頼りがいのある先輩になりたいと思います。
私は研修期間中、一生懸命働いている先輩の姿を見て、「仕事をするのって、かっこいいな」と感じました。現場の方々と相談しながら真剣な眼差しで仕事を進めていく姿に、「自分もいつかこんな風に仕事ができるようになりたい」と思ったのです。かつての私がそうだったように、いつか後輩に「かっこいい」と思われるような先輩になりたいと思います。