先輩社員の仕事紹介
INTERVIEW
私が担当しているのは、自動車のキーの内部に使われるめっき部品の検査です。なかでも私が行っているのは「リール梱包」と呼ばれる作業。リールのようにグルグルに巻き取った状態で梱包して出荷する製品で、出荷前の最終検査を行うのが私の役目です。拡大鏡を使いながら、不良がないか、変形がないかなどを一つひとつ目視で確認していきます。
私は子どもの頃からパズルを作成するのが大好きで、大府工場での勤務を希望したのも、当社の工場のなかで一番細かな部品を取り扱っているからでした。出荷前の最終検査を一人で担当し、なおかつ海外に出荷されるものだけに責任も伴いますが、もともと細かな作業は大好きだったのでとても楽しいですね。
現在、この作業の責任者を任されていて、後輩と2人で作業を担っています。昔は3人で行っていたのですが、後輩が仕事を覚えてくれたこともあり、今では2人でも効率良く作業が進むようになりました。
当社には、とにかく優しい人が多いです。誰もが笑顔であいさつしてくれます。女性が多い職場なので、お互いに気持ちを理解しやすいですし、40代や50代の方の中には、まるで自分の子どもみたいに可愛がってくださる方もいらっしゃいます。こちらが仕事で困っている時などにもすぐに気遣ってくれますので、とても仕事がやりやすいです。
実は入社当初は、同じ大府工場に同期が1人もおらず、「うまくやっていけるかな・・・」と不安に感じていました。ところがいざ働き始めてみると、年齢の近い先輩とすぐに仲良くなることができ、それまでの不安がウソのように職場に馴染むことができました。今では先輩や後輩と食事に出掛けることも多いですし、違う工場の同期とも交流が続いていて、一緒に仲良く遊んでいます。休みもしっかり確保されていて、残業もほとんどありません。有給休暇も好きな時に使えるので、プライベートの時間を大切にできるのも魅力ですね。
入社以来、ずっと同じような製品の検査ばかり担当しているので、他の製品の検査もできるように知識の幅を広げていきたいです。めっきにも、金めっきやニッケルめっき、錫めっきなど様々な種類がありますし、取引先によって要求される検査のレベルも違います。新しい仲間が増えて時間に余裕ができたら、ぜひ他の製品の検査も担当できるようにトレーニングしたいと思います。